また逢う日まで

Putting Golf

アーバイン市に住んでいた時に、50の手習いというかボケ防止のために、ブログを立ち上げて、早十数年が経ちました。

元々書くことが好きで、若い頃は県立図書館の司書の仕事を、天職と思ってしていました。その後、クリスチャンになり、婦人伝道師を目指して、日本とアメリカの専門大学で「聖書学」と「クリスチャン・カウンセリング」を学び、学位を取りました。アーバインの日本人グループでは聖書を教え、メッセージを語るために書くという作業は、私から外せないものになりました。

その後、「ブログ」を主人から紹介され、コンピューター苦手の私でも出来るのかしらと半信半疑で始めたら、これが楽しいの何のって。ブログは、自分のために残しておきたい写真に、メモをつける程度のレベルから、色々と調べて数パラグラフでまとめるエッセイに成長しました。ペイントの生徒さんに、「写真を多くして、説明は少なめにお願いします。」と、言われる程、書きまくっていた時期もあったのです。

4年前、アーバインからウェナチに引っ越して、今度はアメリカの田舎生活のあらましを発信し続けました。興味を持ってくれる読者も少しずつ増え、私の人生にまた張りが生まれました。今春、日本とカリフォルニアを旅し、旧友を訪ねて驚いたのは、ブログを通し、私の近況がすぐに届くので、どんなに離れていても繋がっているということでした。新旧両方の読者さんに、支えて貰っていることを実感し、感謝をしています。

さて、私たちは予てから日本移住を計画し、今回実行に移す運びとなりました。そこで、アメリカでのブログは、終了させて頂きます。また遭う日まで、皆様もお元気でお過ごしください。今度は、日本で何かを発信できる時が来ることを信じて、So long!

 

お帰りなさい!

tim

coffee

「ただいま!」聞き覚えのある声。無事、今日午後に帰宅した主人です。昨夜、香港からマカオ、台湾を経由してシアトルに着きました。しばらく寝ていなかったせいもあり、空港近くの宿で、9時間ぶっ続けで寝たそうです。今日は、3時間のドライブをして、ウェナチに戻りました。少々疲れ気味ではあったけれど、元気な主人を見て安心しました。美味しいコーヒーを淹れて、労います。心配して、メールを下さった皆様、心から感謝いたします。

 

 

 

香港空港デモ

hongkong airport

香港に向かった主人と息子でしたが、ミッションを終えた主人が、アメリカに戻って来れない状態になっています。中国政府が決めようとしていた「犯罪者本土引渡し」に反対するデモ隊が空港を占拠し、警官との衝突が続いているからです。一度は閉鎖解除された空港でしたが、また混乱に戻ってしまいました。13日現在も、多くの便が欠航し、14日も空港がファンクション出来るのか不透明な状況だそうです。ストレスと寝不足で疲れ切った主人から、電話がありました。結局、香港空港からシアトルまでのチケットは捨てて、マカオ、台湾経由でシアトルに戻る便に変更するということでした。無事に帰国し、ゆっくり休んでもらいたいと強く願っています。息子の方は、アパートも決まり、家具や日用品も揃え、大学に通う準備が出来ました。心配して連絡下さった方々、お祈りありがとうございます。続けて主人のためにお祈り下さい。

香港へ

hongkong trip

香港大学院のヒマラヤ調査団に加わって地質を研究するために、今日ウェナチを去って行った息子。4歳の時から習っていた自分のピアノの前で、父親と一緒に記念写真を撮りました。次回、会うのは日本です。何かあったら必ず両親に相談するように、言い渡しました。どんな試練の中でも、やりたいことにまっしぐらの不屈の精神は、父と祖父(オダケン)から受け継いだもの。I am really proud of you!

最後の調整

moving corage

家を売りに出して1日で買い手がつき、その後インスペクションを通り、バイヤーの要望に応えて小さな修理をし、後は引き渡しのサインをするばかりになりました。これまで、主人の日本移住の書類手続き、家財、雑貨の売却処理、荷作りを並行して進めて来ました。主人はフルタイムの仕事、私は家事をしながらの作業で、言語に絶するほどでした。私達とはライフスタイルが全く違う、大学卒業したての息子も帰宅していましたから、何度切れそうになったことか。

そういう所を全部過ぎて、今日シアトルの倉庫に、引っ越し荷物を運ぶ日を迎えました。来週は、日本の引っ越し会社が、私たちの荷物をシッピングする業務に立ち会いますので、またシアトルです。その数日後、息子を大学院進学のため、香港に送ります。それからやっと夫婦水入らずで、ウェナチをしばし楽しみ、シアトルに数日滞在して、日本に飛ぶことになります。日本の引っ越し先は、青森の実家です。まずは、ゆっくり休んで英気を養い、次の住まいを探す予定です。これまで、私達を支えて下さった皆様、心から感謝申し上げます。